東海市の中2階のある家

東海市、知多市で快適!注文住宅~実際スキップフロアって本 当に良いの?~

平面だけのお部屋に比べて奥行きに立体感が出るため、注文住宅を建てるなら取り入れてみたい人気上位に入るのがスキップフロアです。
いわゆる中2階と呼ばれるもので、和室の小上がりよりもきっちりと段差を作り明確に別の居住空間として区切られています。
1階から2階に上がる途中にスキップフロアを作るのが一般的でありイメージしやすいかと思いますが、平屋住宅の中に敢えて扉のない別の空間を作るために取り入れることもあります。
ではスキップフロアを取り入れるためにはどんなことに気をつけておきたいのか、詳しく考えてみましょう。

スキップフロア…気を付けたいポイントとは

①夏は熱がこもり、冬は冷えやすい!空調の配置を考えよう
壁で部屋を仕切らずに1フロア確保でき、見た目に広々と見えるのがスキップフロアの良さではありますが、その反面、天井が高く広い部屋の中でも高低差のある場所に空気が滞留しやすい空間を作ることになってしまいます。
その問題を解決するために、スキップフロアをどの方角に配置するか、日当たりと風通りを重視した設計をする必要があるでしょう。
また最初からスキップフロア側にエアコンを取り付けて、天井シーリングファンを有効に利用し、冷暖房の効率をアップさせるのもお洒落で実用的です。
シーリングファンについては掃除が大変ですが、最初から自動昇降機能を付けておけば手の届く高さに降りてきますので業者にお願いしなくてもお手入れが解決します。
②工事の費用も高くなる上に、床面積が増えるため固定資産税も上がるスキップフロアは階段で段差を作って別フロアにできるため、その段差の下を収納スペースにしたりもう一部屋を確保したりできるのがメリットですが、その分坦な床の工事よりも格段に複雑で手の込んだ工事となるため工事費がかかります。また床面積が単純に増えるわけですから、同じ土地の上に建てた普通の2階建てと比較すると固定資産税は高くなります。
そのあたりを事前に理解した上で、どうしてもスキップフロアを取り入れたいかどうか熟考してから依頼した方が後悔のない選択となるでしょう。

③高齢者のいるご家庭、思春期のお子様がいるご家庭など部屋の用途は変化するものお住まいになる家族の年齢層によって、スキップフロアが生かせる年代かどうかも重要になってきます。実際に知多市で注文住宅をご依頼される方の中でスキップフロアはとても人気があります。
お子様が小学校低学年まではプレイルーム→スタディコーナーとして活用できますが、高学年以降になるとプライバシーを確保したい年代へと変化していきます。その際にスキップフロアが物置のようになってしまわないように、数年先を考えたフロア設計をしておくのが理想です。
同じように、お子様が巣立った後に高齢者の比重が高い家族構成になると、なるべく段差のない部屋作りが生活導線に即していると言えるでしょう。

スキップフロアとロフトの違い

床面積と認識されるため固定資産税にも含まれるスキップフロアとよく比較されるのがロフトで。ロフトは高さ1.4m以内で2階の床面積の半分以下と定義されています。居住スペースではなく、あくまでも屋根裏部屋=物置という位置づけですので固定資産税に関係しないため根強い人気があります。一般的には場所を取らない梯子の形状のものを取り付けた先にロフトを作りますが、物置にするためには耐荷重性も重視しなければなりませんので、スキップフロアよりも手軽だからという理由だけでロフトを作るのはおススメしません。
お子様のいるご家庭では秘密基地のような遊び場として活用でき、生活導線にオモチャが散らからず急な来客時にも片付けが楽だというお声をよく耳にします。

スキップフロアを快適にデッドスペースにしないためには

平屋でも2階建てでもフロアを+1できるのが魅力のスキップフロアですが、日当たりや空調、固定資産税、プライバシーの確保、高齢者にとっての段差問題、工事費がかかるなど気を付けなければならない点もたくさんあることがわかります。特に空調面に関して多くの声が聞かれるのは、スキップフロアが構成できるぐらい天井高がある=冷暖房は通常の天井高よりも効きにくくなるという点は間違いありません。
そのため、風通しの良い設計や空調設備を取り付ける場所の工夫は必要になるでしょう。それらの点を踏まえて、本当にスキップフロアが生かせるか?を最優先に考えスキップフロアのある注文住宅を実際に施工した経験の豊富な設計会社や工務店に相談することが大切です。
上手に活用すれば収納も増えて、扉がなくても1部屋分のスペースが確保できるのでデメリットばかりを気にしてしまうのは残念でもあります。
書斎や読書スペースとして活用、趣味を飾って楽しむ、お子様の勉強部屋やおもちゃの収納スペースにするといったように、その用途は暮らしの数だけあるのではないでしょうか。
東海市、知多市で注文住宅をお考えの方で、実際の活用例をご覧になりたい方は、是非お気軽にご相談くださいね。
ご家族の年代や構成、立地条件によって、住まいの形を一緒に考えていきましょう。

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