新築の家を買った・建てた後、火事や自然災害などで家が全焼・全壊してしまったとき、保険に入っていなければ、せっかく新しい家を手に入れたのに、失った家・お金は返ってきません。
また、隣の家が火事になり、自分の家も燃えてしまった時、隣の家に対して損害賠償を請求することができません。
実は「失火責任法」という法律があり、ほとんどの場合、損害賠償を請求することができないのです。
将来、いつどんな災害が起きるかなどは誰にもわかりません。
そのため、いざというときのために保険に入っておくと安心ですよね。
また、火災保険と聞くと、火災にしか保険が下りないのではと思う方もいるかもしれません。
しかし、火災保険は、火災はもちろん、火災以外にも雪災・雷災・風災・水災などもあります。
|保険の対象|
火災保険の対象には、建物と家財があります。
建物と家財には別々で保険をかける必要があります。
建物とは、建物本体だけでなく、その建物の門や塀、物置や車庫などの付属建物も建物として扱われます。
家財とは、家具や衣服など日常生活で使用する動産のことを言います。
|水災|
7月に起こった西日本豪雨や、日本は年間を通して台風が多い国です。
火災保険の水災に関しては、補償なしと選択することができるものが多いです。
となると、高台に家を建てるから水災は補償なしでいいと思いがちですが、最近の異常気象を考えると何が起こるかわからなくなってきました。
水災も万が一のことを考えて付けておくとより安心ですね。
|地震保険|
地震保険は、政府による再保険となっています。公共性の高い保険であるため、どの保険会社でも地震保険の商品性、保険料とも同じです。
また、単体では入れません。必ず、火災保険とセットで加入する必要があります。
地震保険は火災保険の30~50%の割合で設定します。ただし限度額があり、建物は5000万円まで、家財は1000万円までとなっています。
そのため、2億円の豪邸であっても、5000万円までしか保険をかけることができません。
保険金のお支払いは、全損、大半損、小半損、一部損に応じて支払われます。
火災保険・地震保険の大まかな説明は以上です。
文章だけですと理解がしがたいと思いますので、詳しくは店頭にてお気軽にご相談ください。
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