注文住宅を建てるうえでは最後の方になってしまうエアコンの話。しかしエアコンのコンセントは電気工事の一つです。つまり電気工事の打合せの時にはエアコンの機種まで決めていない方がほとんどとは思いますが実はある程度決めておかないと最後の最後で少しだけ痛い出費がでます。
住宅が完成するとインテリアであったり、家電の話に話題は移っていきます。そこで家電については街の家電量販店さんへ出かけるケースも増えてくると思います。色々検討した結果これだ!と思うものを選んで定員さんへ声をかけると思いますがそこで予想もしてない質問を投げかけられます。
『コンセントは100Vですか?それとも200Vですか?』
こうなった場合に専門知識のない皆様はどうするでしょうか。おそらく住宅会社へ問い合わせてそのままの内容を聞くのではないでしょうか。この一件で何が起きるかというとリビングダイニングのエアコンコンセントが100Vだった場合は2万円程度損をする事が多いという結果になります。
リビングダイニング以外のエアコンは100Vのコンセントで問題ないのですが、リビングダイニングは200Vのコンセントにしておいた方が良い場合が多いです。各エアコンメーカーでは部屋の広さに対応した容量のエアコンが用意されています。最近の注文住宅のLDKは20畳を超える広さの間取りも多い為、当然にエアコンもそれなりの大型なものになります。100Vのエアコンに対して200Vのエアコンは一言で言うとパワーがあります。よって大型なエアコンは200Vのタイプが多いのです。
新築した住宅のリビングコンセントが100Vだった場合にはエアコンを購入した家電量販店に100V→200Vへのコンセント変更工事が発生します。一部ブレーカーの配線工事も伴いますので2万円程請求される事があります。一方最初から決めておいて建築工事の電気工事の打合せ時に住宅会社に申し出れば無料の場合も多いので、ココだけはエアコンを決めておいてコンセントも対応品にしておきたいものです。
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