注文住宅を建てる方のほとんどが利用される住宅ローン。愛知県は三菱UFJ銀行のシェアが高い地域ですが、東海市でも愛知銀行や名古屋銀行などの県内の地銀、碧海信用金庫などの信金、全国展開しているメガバンク、最近増えてきたネット銀行など、住宅ローンの選択肢がとても多い地域でもあります。

注文住宅の住宅ローンは、どこで借りるかによって、金利や融資条件などが大きく違ってきます。意外と、「住宅ローンをどこで借りたら良いのか分からない」「何を基準に選べばよいのか分からない」という方も多いのでは？

そこで今回は、住宅ローンを選ぶ際にまず知っておきたい基礎知識として、住宅ローンの種類や金利について解説します。

住宅ローンの3つの種類

住宅ローンには大きく分けて3つの種類があります。基本的なことなので抑えておきましょう。

1．民間ローン

誰しも最初に思いつくのが、銀行などの民間ローンではないでしょうか。民間ローンは銀行のほかにも、生命保険会社やJAなどさまざまな金融機関で取り扱いがあります。民間ローンのメリットは、自分の状況に合わせて、金利や商品のタイプなど豊富な商品から選べるということです。

2．公的ローン

「財形住宅融資」を代表とする、国や自治体によるローンです。財形住宅融資は、「住宅金融支援機構」という組織が提供している住宅ローン。会社で財形貯蓄を1年以上続けていて、50万円以上の残高がある方が利用できます。5年の固定金利の中では民間ローンに比べて金利が低く、事務手数料や保証料がかからないのがメリットです。

3．フラット35

フラット35は、民間金融機関が、住宅金融支援機構と提携しているローンです。公的な機関がある程度のリスクをカバーすることで、一般の民間ローンではなかなか難しい「全期間固定金利」を実現しています。長期にわたってずっと金利がかわらず、注文住宅を検討する際には家計の管理がしやすい住宅ローンです。

住宅ローンの金利タイプ

１．全期間固定型

返済中の金利が、最初に決められた金利で固定されるタイプ。変動型に比べて金利は高めですが、返済が計画通りに進むので、ライフプランが立てやすいメリットがあります。フラット35が代表的で、いろいろな金融機関が取り扱っています。

2．変動型

定められた期間ごとに金利が見直されるタイプ。将来的に返済額が上がるリスクはありますが、「返済額アップは1.25倍まで」と上限が決められています。固定型に比べて金利は低めです。2018年度の調査によると、住宅ローンでは変動型を選ぶ方が60％以上と最も多い結果でした。

3．固定期間選択型

2年、10年などと、金利の固定期間を選べるタイプ。この期間が終わると、また新たに固定期間を選びますが、このとき変動型を選択できる商品も多いです。期間内は返済額が変わらず安心ですが、変動型のように返済額アップの上限は決められていないので、固定期間後に返済額が大きく増えてしまう可能性もあります。固定期間選択型を選ぶ方の約半数が10年の固定期間としています。

まとめ

今回は、愛知県東海市で注文住宅を買う方が絶対知っておくべき、住宅ローンの種類と金利タイプについて解説しました。

住宅は、人生のなかで非常に大きな買い物。資金計画で損してしまわないために、このあと返済が大きな負担になってしまわないために、家のことだけではなく住宅ローンのこともしっかり理解してから工務店での住まいづくりをはじめませんか？

東海市の工務店イースタイルホームには、理想の住まいのプランニングから資金計画まで幅広くご相談いただける「トータルハウスアドバイザー」が在籍。ファイナンシャルプランナーや住宅ローンアドバイザー等の資格も持っているので、安心して資金計画のことをご相談ください。

「住宅ローンって、家づくりって、何かよくイメージできないし、わからないことばかり」という方も、まずはざっくばらんにご家族のことや理想の住まいを語ることから始めましょう。

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