住みたくなる家

東海市で快適!注文住宅~コロナ後の家作りの傾向とは~

外出先でマスクをしない日は1日もありませんでした。
そんな2020年を経て、新型コロナウイルスの猛威は家作りにも大きな影響を与えています。もともと想定していた間取りから、手洗い場を玄関入ってすぐにするにはどういう間取りにするか・・・
上着の着脱を玄関で済ませたい・・・
土間を間接的に入れて靴に付着している菌やウイルスを部屋に入れないようにしたい・・・郵便物や配達物を一時的に保管する空間を作るには・・・
防音性は高く・夏涼しく・冬温かい この基本構造に加えて換気しやすくするには・・・これらの要素を取り入れて設計を見直したいとお考えの方も多いのではないでしょうか。

◆コロナ後の家作りこんな間取りはどうやって作る?

①その家に住まう家族も来客も、すぐに手洗いうがいできる場所を作りたい
従来の一戸建てによく見られる立水栓や、集合住宅のペット足洗い場を応用して、玄関に入ってすぐ独立した手洗い場を作ります。
そうすることで、まず帰宅後一番に手洗い・うがいができますし、来客時にもプライベートな洗面所やお手洗いまで立ち入る前に負担無くウイルス対策を行うことに繋がります。

②上着を部屋に持ち込まないクローゼットが欲しい

ウイルスや菌だけでなく、花粉対策にもなる上着の別保管用クローゼット。
もともとは土足圏の国で一般的だったコート用クローゼットですが、最近では日本でもお洒落な住まいのウォークスルークローゼットに応用され、現在のコロナ禍では外気を持ち込まない用途で人気が出ています。
主に、シューズクローゼットに隣接または併用させるのがスタイリッシュかつコンパクトな仕上がりになります。

③玄関に土間を取り入れて、靴に付着するウイルスや菌を部屋に持ち込まないようにしたい靴を脱いですぐ玄関に上がるのが一般的ですが、そこから土間や中庭、ピロティのような役割を果たす空間があると、住空間と外の空気を遮断できるので、ウイルス対策に効果的です。そのまま半分外に面しているカフェのような応接間を作っておくと、住んでいる家族も来客もデリケートで神経質になりがちな問題に柔軟に対応することができるでしょう。

④郵便物や配達物をすぐに部屋に入れない間取りにしたい
新型コロナウイルスをはじめ、インフルエンザの予防においても気をつけなければならないのは「人→人」の感染に加えて「人→モノ→人」の感染ルートです。
このルートの可能性があることから、買ったものは除菌したりすぐに洗濯する、配達された段ボール箱等もすぐに部屋に入れずにアルコール消毒をしたり天日に当てたりすることが推奨されています。この配達物をすぐに部屋に入れない間取りとして、前述の土間が靴の着脱場所のワンクッションとともに活躍するでしょう。

⑤高い防音性・高断熱・高気密 なのに換気しやすい家にしたい
換気の重要性が見直されるようになってから、効率よく換気をする窓の位置や、換気扇・換気口の配置は以前にも増して重要視されている昨今です。
しかしその前に、日本の湿度が高いジメジメした夏と、予想できない地域で積雪が起きる厳しい冬、そのどちらにも柔軟に対応できる家作りが基本とされていました。ということは、どんなに高断熱・高気密で「夏涼しく冬温かい家」を目指したとしても、矛盾するように一年を通して気密空間を開放して換気しなければ不安を感じる時代になってしまったということを意味しています。
この要素を両立させるため、今後も換気扇や空気清浄機の在り方、夏も冬も外気温に影響を受けにくい窓の配置と換気ルートについて研究が深まっていくと予想されます。

◆コロナ後の家作りポイントは「ウイルスを持ち込まない」・「長時間過ごす快適な空間」

世界的に見ても、マスクがもともと身近にある靴を脱ぐ文化がある、手洗い・うがいが常識、人との距離感を大切にするなど、日本人がもともと持っていた特性がコロナ後に注目を集めたのは記憶に新しいところです。
それは家作りにおいてもいち早くコロナ後を見据える価値観によく現れており、今後注文住宅を視野に入れている方に共通しているのは、どうすれば家の中にウイルスや菌を「持ち込まないか」、また自宅でどうやって快適に「長時間過ごす空間を作れるか」。この2点が大きな軸となっています。
また自宅で仕事や会議をするのがベースになる方も増えたため、独立した部屋まではいかなくても書斎スペースを確保する間取りが一般的になっています。それは、自宅にいる時間が増える小・中・高生と働く親という今までは共存することがほとんどなかった層同士が、長く一緒の家で快適に過ごすには何が必要か?という新しい問いでもあるのです。
これらの要素を総合的に考えると、従来の建売り住宅に少しオリジナリティを出す程度では対応できない要素が多く、建築や設計を任せるのに1から住まいをプロデュースする経験や実績がますます問われる時代がやって来たと断言できるのではないでしょうか。
今後知多市、東海市で注文住宅を検討中で、住まい作りを根本的なところから見直したい方は、是非お気
軽にご相談ください。

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