昨今の状況下では東海市、知多市の皆様も在宅する時間が増えて、お料理をする機会が圧倒的に増えている方が多いのではないでしょうか。
そんな時、キッチンに立つのが楽しくなるような環境だとより家事もはかどりますよね。キッチンは各メーカーから選りすぐりのラインナップで、25万円~80万円ぐらいとかなり幅が広くなっています。
使われている材質や収納スペース、お手入れの手間などそれぞれに特徴があり、カラーバリエーションも豊富です。そこで今回は、注文住宅で皆さんが迷うポイントとなるキッチンのあれこれについて考えていきたいと思います。
憧れのアイランドキッチン…メリットとデメリット
アイランドキッチンのメリット
ショールームを見ると必ず一度は皆さんが憧れるアイランドキッチンは、キッチンという場所でありながら解放感に優れエンターテインメント性が高くなり、いわゆる「映える」場所としては最適になります。
観葉植物やダイニングテーブル、ワインセラーやスポットライトなどもモデルルームのように自由に配置することができるのが最大のメリットではないでしょうか。
東海市でも要望の多いアイランドキッチンのデメリット…
自由にコーディネートしやすい反面、人目につきやすく常に片づけておかないと目立ってしまうのがデメリットです。
また解放感に優れているため匂いが広がりやすく、換気扇を使っていても部屋に匂いが充満してしまうという声も。
キッチンのスペース+ダイニングからリビングを分けられるスペースがあると匂いの問題は解決できます。
ガスコンロとIH、どちらで選ぶ?
ガスコンロの特徴
揚げ物、中華料理など火力が欲しい料理の制限をされないので同時に美味しく仕上がるのが特徴です。
大家族で同時にいくつもお料理を作りたい時には最適ですね。
また調理器具がIH対応かどうかを確認する必要がないので、昔から使用している鉄鍋などをそのまま使い続けることができます。
またオール電化ではないということは、停電していてもガスが通っていれば火使えるので災害時の調理を電力と分けて考えられるのもメリットではないでしょうか。
IHの特徴
小さなお子様のいるご家庭で火元を不安に思われる方は、IHを選ばれる傾向にあります。
またフラットなキッチンは掃除用の洗剤を塗布して拭くだけなので、手入れが圧倒的に楽なのがメリットです。
火力や調理器具の制限はありますが、ガスコンロほど夏場に室温が上がらないので電気料金の面から見てもエコです。
災害などの停電時には使用できませんので、念のためのカセットコンロやガスを常備しておくと感心ですね。
キッチンの適度な高さはどのぐらい?
80・85㎝
身長を2で割って、5㎝足した数値が適度なキッチンの高さと言われていますので、身長160㎝の方だと、80+5で85㎝が適度な計算になります。
しかし最近では男性もキッチンに立つ機会が増えていることや、高めのキッチンの方が長時間のお料理や洗い物でも腰痛になりにくいことがわかっており、+5㎝ではなく+10㎝で割り出した方が、後悔が少ないようです。
ということは身長150㎝ぐらいの方が選ぶのに80~85㎝のキッチンの高さが適度と言えます。
90・95㎝
身長が160㎝以上の方は90㎝以上のキッチンにした方が姿勢に無理がありません。
アイランドキッチンにする際も、高い方がそのままカウンターダイニングとしても併用できます。
また男性がキッチンに立つ際も90㎝以上あると姿勢に無理がなく、現代のように家事を分担するのがスタンダードな時代にはフィットしやすいのではないでしょうか。
収納はどのぐらい必要?
キッチンの上の吊り戸棚
セミオープン型の対面キッチンにすると、換気扇の横並びに戸棚を付けることは可能です。
しかしアイランドキッチンやペニンシュラキッチンの場合は、換気扇だけが独立するか壁面に換気扇とコンロを寄せてカウンターをオープンにするので、どうしてもシンクとコンロ下の収納だけになりあとは背後のシステム収納になります。
収納を増やすために釣り戸棚を検討する場合は、解放感を重視するか収納量を重視するか検討する必要があります。
また地震の際は高い所に棚があるのは危険とされますので、戸が簡単に開かないように「開き戸ストッパー」や「扉ロック」などの準備もしたいところです。
食器の収納のスタンダード
地震に備えて戸棚が開かないようにすることに加え、食器の収納の形態は「寝かせて積む」ではなく「立てて並べる」と変わりつつあります。
そのため、食器棚としての収納を増やすよりもシンクの最下段を食器の引出し収納にする方が増えています。
食器を最低限にする代わりにパントリーの余白を持って、備蓄食料を置く空間を作れるのもこれからの注文住宅のあり方ではないでしょうか。
まとめ
今回は、キッチンの高さや収納など今までのスタンダードから変化をしてきた部分について着目してきました。
住まいは、住まう人の生活スタイルによってベストな形が違います。
そして今後はもっと、家で過ごすことを前提にした住まい作りが重要になってくるでしょう。
1日の中で長い時間を過ごす場所だからこそ、お気に入りのキッチンで憩いのひとときを楽しみたいものです。
東海市、知多市で注文住宅をお考えの際は、是非お気軽にご相談くださいね。
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