◯新築のメリット
・最新の機能が取り入れられている
・住宅寿命が長い
・税金が割安(購入時、入居後)
◯新築のデメリット
・販売価格が高め
・郊外の立地が多い(東海市内でもなかなか駅近物件は少ない)
・必要設備の出費(照明やTアンテナ、エアコン等)
◯中古のメリット
・販売価格が安い
・現物を見て購入できる(日当たり・周辺環境・住民の情報を得やすい)
・既に必要設備がついていることも
◯中古のデメリット
・同じ築年数でも劣化具合が異なる
・メンテナンスにお金がかかる
・保証期間が短い(ない場合も)
新築と中古のコストの違い
はじめに気になるのがコストの違い。
販売価格は新築よりも中古の方が安いケースが大半です。
しかし、ここで注意したいのは「販売価格だけで対比してはいけない」ということ。
中古物件は、住みはじめる前にリフォームや修繕を行うことも。リフォーム費用や修繕費用なども含めて計算しましょう。(東海市は鉄粉による被害を気にされる方が多い地域です。中古物件を見るときはそのあたりも注意して外観を見ることが重要です)
さらに頭に入れておきたいのは、購入時の仲介手数料。中古で仲介会社を通すと仲介手数料がかかりますが、新築物件の多くは仲介手数料はかかりません。
【不動産の仲介手数料の上限】
仲介手数料=(売買金額×3%+6万円)×消費税
仮に購入価格1,000万円で考えると、(1,000×3%+6万円)×1.1(消費税10%)=39.6円という結果に。
仲介手数料だけで約40万円ほどの予算を見ておかなければなりません。
ただし、これはあくまでも上限で、実際の仲介手数料は仲介会社によって差があります。
上記のことを全て踏まえて新築と中古のコストを比較してみましょう。全てを計算した上で比較すると「中古よりも新築の方がお得だった…」ということも。もちろん、リフォーム費や修繕費を合わせても新築より中古が断然安い!というケースもあります。
新築(注文住宅、建売)と中古の税金の違い
一般的に中古より新築の方が税金の優遇措置が手厚いです。
新築は不動産取得税や登録免許税、固定資産税の軽減措置がされます。中古の場合はほぼ減税がありません。ただし物件の築年数がたつほど評価額が安くなるため、そもそもの税額はおさえられることも。さらに新築は一定の条件(所得や敷地面積など)を満たせば住宅ローン控除を受けることができますが、中古は築数20年未満という条件があります。
税金は新築中古で差がありますが、中古の築年数によっても大きく異なりそうです。一方中古は、売り主が不動産会社の場合は2年以上の瑕疵担保責任が義務。売り主が個人の場合は保証は引き渡しから2~3ヶ月のことが多く、なかには保証免除の契約もあります。
中古物件は築年数が経っていることによる劣化や自然損耗があり、瑕疵かどうかの判断がつきにくくなることがあるため売主が個人の場合は、瑕疵担保責任を一切負わないという契約内容にするケースもあるのです(もちろん売主が瑕疵のあることを把握しているにも関わらず買主に隠して販売した場合は、売主が責任をとらなくてはなりません)。
瑕疵担保責任以外にも新築で注文住宅を建てる場合、地元の工務店などではアフターサービスを行ってくれるところも。また、新築はお風呂やキッチンなど各メーカー保証がついている場合もあるため、保証面では新築の方が手厚いと言えるでしょう。
まとめ
新築と中古を比較すると、必ずしも中古の方が得ではないということが分かりました。購入する基準は人によって大きく差がありますが、一度購入すると、毎日住み続けることになる住宅。そのため『長い目で見て』の購入がおすすめです。
東海市の工務店イースタイルホームでは、充実の保証内容を用意し安心して暮らせる家づくりを提案しています。愛知県東海市・知多市で家づくりを検討している方は、ぜひ一度ご相談ください。
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