東海市で子供が小学生になる前に注文住宅を建てたいと思ったら知っておきたいこと

子供が小学生になる前に家を買っておきたいという人は多いですよね。

「無理な住宅ローンで教育費が足りない」

「住宅費と教育費が思ったよりかかって老後の生活が不安」

といったことがないよう、住宅購入計画前に知っておきたいことをご紹介します。

持ち家と賃貸、本当はどっちが良い?

毎月の家賃支払い分でマイホームを買えれば、資産にもなって魅力的。しかし、マイホームを買うにはまとまったお金も必要だし、一生賃貸でも良いのかな?・・・持ち家と賃貸にはそれぞれの良さがあって迷うもの。まずは「35才で持ち家を購入」と「一生賃貸に暮らす」それぞれの住居費を計算してみましょう。
3,500万円の物件を金利1.28%、元利均等、35年返済で借りると、毎月の返済額は約10.4万円。賃貸も同じように家賃が毎月10.4万円かかり、70才で家賃7万円の物件に引っ越すケースを考えてみましょう。

-戸建て購入-・物件価格:3,500万円・ローン返済:毎月10.4万円-賃貸マンション-・家賃10.4万円・入居費用:礼金2ヶ月分、仲介手数料1ヶ月分(8年ごとに転居)・更新料:2年ごとに家賃1ヶ月分
【70才までの住居費】合計5,318万円・ローン総返済額:4.368万円・諸費用:180万円・修繕費:毎月1万円×12ヶ月×35年=420万円・固定資産税:毎年10万円×35年=350万円【70才までの住居費】合計4,880万円・家賃総支払額:4,368万円・共益費:5,000円×12ヶ月×35年=210万円・入居費用:10.4万円×3ヶ月分×4回=124.8万円・更新料:10.4万円×17回=176.8万円
【70才以降の住居費】22万円/年・修繕費用:毎月1万円・固定資産税:毎年10万円【70才以降の住居費】87.5万円/年・家賃7万円×12ヶ月=毎年84万円・2年毎の更新料7万円

70才までの住居費は、賃貸に住む方が約400万円安い計算です。しかし70才でローンを完済すると、持ち家22万円/年、賃貸87.5万円/年と大きな差がつき、77才の時点で持ち家派が逆転します。そのあとは長生きすればするほど、年間65万円ずつ差がつく計算です。

-賃貸派のメリット・デメリット-

賃貸派のメリットとしては、収入や家族構成の変化に柔軟に対応できるということ。毎回転居費用はかかりますが、子供が生まれたら広いところに、収入が下がれば狭いところに引っ越すことも可能です。デメリットは収入が途絶えた老後も住居費がかかること。いくら家賃を払っても資産にならないため、一生家賃の支払いが続きます。

-持ち家派のメリット・デメリット-

持ち家派のメリットは、老後の住宅費の不安が少ないこと。普通は団信に加入するため、大黒柱に万一のことがあったときも安心です。また先程のシミュレーションでは家賃とローン返済額を同額としましたが、この場合は一般的には持ち家の方が広く、設備も充実しています。デメリットは、一度ローンを組んだら毎月の住居費が固定されてしまうこと。そのため、持ち家購入で最も重要なことは「余裕をもった返済プラン」です。

子育てにはどのくらいのお金がかかる?

余裕をもった資金計画のためには、子育てにかかるお金を知っておく必要があります。そのなかでも肝になるのが教育費で、大学まで国公立に進学すると約1,000万円、すべて私立だと約2,500万円ほどかかるといわれています。


国公立私立
幼稚園23万円×3年48万円×3年
小学校32万円×6年153万円×6年
中学校48万円×3年133万円×3年
高等学校45万円×3年104万円×3年
大学115万円×4年185万円×4年(理系)
合計990万円2513万円

参考/文部科学省 平成28年度「子どもの学習費調査」

日本政策金融公庫 平成30年度「教育費負担の実態調査結果」

これを見ると、教育費のピークは子供が大学生のとき。毎月の収入だけでは負担しきれない可能性もあるので、それまでに資金はある程度準備しておきたいものです。住宅ローンを返済しつつ、将来の教育資金も準備できるよう返済計画を立てましょう。

今は住宅の買い時なのか?

景気や社会情勢を見て、一番お得なタイミングで家を買いたいと考える方も多いのではないでしょうか。東京オリンピックが終われば不動産価格が値下がりするという話を耳にすることがあるかもしれません。しかし、戸建住宅の価格はこの10年間ほぼ横ばい。たしかにオリンピックは建築費や地価の上昇に影響は与えていますが、オリンピックが終わったからといって住宅の価格が下がるとは言い切れません。
そのため不確定要素よりも、「小学校入学までにマイホームを買って生活を安定させたい」というライフプランの方を優先するのがおすすめです。マイホーム購入を先延ばしにするということは、今の家賃を支払い続けるということ。家賃10万円なら、マイホームを1年間先延ばしにすると120万円も家賃を支払うことになります。1年待ったからといって、今より120万円安く家が買えるとは限らないですよね。

まとめ

2020年現在、前年の増税の影響を受けて、住宅ローン控除の拡充やすまい給付金などの住宅支援政策も充実。自分のライフプランのなかで損をせずに家を買うためには、良い物件や土地が見つかったときにスピーディーに決断できるよう準備しておくことが大切です。
愛知県東海市のイースタイルホームでは、ライフプランセミナーや賢くマイホームを建てるためのセミナーなどを実施しています。マイホームやお金についての知識を深め、安心して暮らせる人生設計をしていきましょう。

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