始めよう!ベランダ菜園

自宅のベランダやテラスを利用して野菜を育てる、ベランダ菜園。身近に植物があると気持ちがリラックスしますし、成長する過程がみれるので愛着がわいてきます。いちいち遠出しなくても手軽に野菜の世話や収穫ができますね。

初めてのベランダ菜園に挑戦するなら、ぜひチェックしてもらいたいポイントがあります。日当たりや風通しなど、植物を育てるのに大切な条件を満たしているか。そして、暮らしの快適さや安全面を妨げていないかどうか。いろいろな目線でベランダを見直して、植物が成長しやすい環境を整えていけば、途中で枯れてしまうといったトラブルを回避できます。

|日当たりをチェック|

ほとんどの野菜は日当たりで育ちますが、ベランダの場合後ろに壁があるため、太陽光の入る角度や、時間帯が限定されてしまいます。まずは、どの角度から日差しが入るかを確認しましょう。

・ベストは南~東向き

植物は午前中に光合成を活発におこなうとされています。つまり、午前中から長時間日差しの入る、南向きや東向きのベランダなら、植物の成長も旺盛になるということです。

・西向きは高さを出して、日当たりを確保

午後~夕方にしか日が当らない西向きのベランダには、一般に植物を育てるのには向かないと言われています。とはいえ、全く育てられないわけではありません。午前中は半日陰でも、午後に4時間ほど日が入れば、南や東向きに比べて成長スピードは落ちるかもしれませんが、ほとんどの野菜が育てられます。

・北向きでも植物は育てることはできる

日当たりの悪い北向きのベランダでもちゃんと植物は育てられます。日影と言っても真っ暗になるわけではないので、日なたに比べてスピードは落ちますが、野菜は光合成をして成長できるのです。トマト、ナスなどの特に日当たりを好む野菜は、株が大きくならず、収穫量が減る可能性がありますが、小松菜や水菜などの葉持植物は逆に葉がやわらかく育つというメリットがあります。

|風通しをチェック|

・風通しが悪いと害虫が増える

風通しの悪い環境では、病気や害虫が増えたりします。特にトマトやきゅうりなどの大型植物はプランターを並べるときに葉や茎が重ならないよう、間隔をあけるようにしてください。

・強風による乾燥にも気をつけて

一方で風が強すぎる環境も植物にはNG!強い風が一日中当たる場所では、きちんと水やりをしていても葉から水分が奪われてかさかさになってしまいます。強風が当たるベランダには、すのこやラティスなどをおいて直接風が当たるのを避けましょう。

|生活環境を邪魔していないかチェック|

・避難経路を塞がない

ベランダは緊急の避難経路として消防法で定められているため、隣の部屋との境目にある間仕切り板をふさいでしまうのはNG!

狭いベランダの場合、避難経路を確保しながら大型プランターを置くのは難しいですが、フラワースタンドで高低差をつけて小さめのプランターを並べたり、ハンギングでいちごや葉持植物を育てたりと、小さなスペースを有効活用する方法はたくさんあります。

畑に比べると、ちょっと制約の多いベランダ菜園ですが、それだけに自分でいろいろ工夫する楽しみがあります。家の中のインテリアを考えるようにアイテム選びや配置にこだわってみましょう。

自宅のベランダの環境を生かして、スペースを十分活用しながら、おいしい野菜を育てる。そんなベランダ上級者を目指してくださいね!

関連記事

  1. 戸建て用の宅配ボックス

  2. 新築壁紙

    東海市の注文住宅が解説 内壁の種類と注文住宅の壁選び~

  3. オープンハウスご来場いただきありがとうございました(*^_^*)

  4. 新築とリフォーム、どっちがお得?

  5. 住宅のナチュラルインテリアとは?⑤

  6. こんな注文住宅に住みたくなる

  7. ジブンハウス注文住宅〖洗面化粧台〗施工例

  8. 住宅のキッチンと収納は使いやすく

最近のコメント

    PAGE TOP